コスタリカ:一週間旅の軌跡〜鳥たちの生活を覗き見〜Día 3

グォガォォォッ ガォグォォォ

奇妙な遠吠えで目を覚ますと、コスタリカの森のロッジに寝ていたのだと思い出す。
この声の持ち主は、ホエザルだ。最長5キロ先まで届く声だという。

今日は、La Selva Biological Stationの森へ。研究機関の人に案内してもらう。

Día 2:2019年2月7日

ZOMPOPA(ソンポパ:ハキリアリの意味)と名付けられたロッジを出て、食堂へ向かう。森の道を通って行くのだが、その間にもたくさんの生き物が生きている。もちろんハキリアリも。一列に並んで、体よりも大きな葉をコツコツ運んでいる。時々サボったり寄り道しているアリを見つけるとなんか嬉しくなる。

朝食や昼食は、ワンプレートの中に、豆や芋やお米、魚や鳥のフリート、そしてパイナップルなどのフルーツを載せて出来上がり。もちろんコーヒーも外せない。

食堂の近くから時間になったら森のツアーがスタート。ガイドさんは、携帯式の望遠鏡🔭を担いで、歩きながら見つけた生き物を見せてくれたり解説したりしてくれる。

アリなどの小さい昆虫から、ワニなどの大きな動物まで、いろんな生き物が生きている森。歩いているだけでもパワーをもらえる生命を感じる森だ。

ガイドさんは生き物の習性を熟知しているから、生き物たちの存在をすぐに察知して教えてくれる。中でも、言われなければ気づかず通り過ぎてしまう木々の中にいる鳥たちは印象的だった。

ケツァールの仲間でキレイな毛で身を纏うTrogonトロゴン
木の大工さんキツツキの仲間たち、
緑とオレンジがキレイなMotmotモットモット
大きなクチバシを持つ仲良しTucánオオハシ
逆さ向いて器用に木ノ実をついばむ黄色い尻羽の鳥、

名前は忘れてしまったが、他にもいろんな鳥たちがのびのびと暮らしていた。
コスタリカの森に行くときは、携帯用の鳥の図鑑があるといいかもしれない。コスタリカの本屋さんや保護区の売店にカラーの携帯図鑑も売られている。

お昼を食べてゆっくりしたら、売店でハキリアリのTシャツを購入して(ちゃんと日本でも着てますよ)、名残惜しいけれど、西へ出発。

この日はFortunaという街のホテルに宿泊。ラ米らしく小さな広場の横には教会があり、その周りにはレストランやおみやげ屋さんなどが並ぶ。ここからナイトツアーにも行けたりするらしい。
今日の余韻に浸りながら、エンパナーダとビールを買って、部屋でまったり夜が更ける。

つづく。

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