珊瑚の日

沖縄

はいたい!

3月5日は、珊瑚の日でした。
珊瑚について少し調べてみました。

まずは、珊瑚クイズから!
第1問
珊瑚は、どれに当てはまるでしょうか?
①植物 ②菌類 ③動物 ④どれにも当てはまらない

第2問
珊瑚は、世界に約何種類、存在するでしょうか?
①6種類 ②40種類 ③200種類 ④400種類 ⑤800種類

第3問
ゆいレール那覇空港駅構内にあるのは、なんというコーヒー屋さんでしょう?

答えは、最後にあります☆

 

ところで、「珊瑚」って普段使わない漢字ですよね。
こういう意味があるそうです。

「珊」という字には「海に棲む虫の骨格がたくさん集まってできた玉」という意味があります。つまり、この一文字で珊瑚の形態を表しているというわけです。
また、「瑚」という字には、祭祀のとき、つまり、神様や祖先を祭るときに、穀物を盛る器、という意味があります。こうした字が使われたことからも、珊瑚が昔から宝物や神聖な物として捉えられていたということがわかります。
出典:「珊瑚」(サンゴ)の漢字に秘められた奥深い意味

珊瑚の中に虫がいるわけではありませんが、褐虫藻といわれる藻類が共生しています。褐虫藻により、二酸化炭素を吸収し、酸素をつくりだしています
珊瑚の二酸化炭素吸収率は、1㎡あたり4.3kg/年といわれ、陸上の植物よりもたくさん光合成するようです。

昔から珊瑚は、神聖なものとして捉えられてきたんですね。西洋でも宝石として昔から重宝されていたようです。

ギリシア神話によると、英雄ペルセウスが怪物メドゥーサの首を掻き切った時、溢れた血からペガサスが、地中海に滴り落ちた血の雫から珊瑚が生まれたとされている。ローマ時代から護符として愛用された。
出典:Wikipedia

やっぱり珊瑚は美しいし、海を想起し癒されます。

ただ、美しいからといって、乱獲したり、必要以上に持ち帰ったりすることは禁じられているので注意です。

沖縄では、200種類ほどの珊瑚が生息しているといいます。
ウミンチュの中には、このように分類して呼び分けている人もいるそうです。

サンゴの総称はウールといいます。
1.テーブル状に平べったいサンゴをヒラクー
2.ドーム状になったサンゴをチブラー
3.木の枝状に伸びたサンゴをハナウール
4.クブシミが好んで卵を産み付けるサンゴをクブシミヤー
5.触るとやけどのようになるサンゴをハチャーウールと呼んでいました
出典:チブラー:沖縄方言を楽しむ

特徴をとらえて、ざっくり分類していますね^^

さてさて、沖縄県の総称を「うるまの島」と呼んだりすることがありますが、珊瑚に由来しているという一節もあります。
珊瑚の総称「ウール」と島でうるま。素敵ですね。

 

左:唄三線 右:漁

 

久米島にいる頃、お世話になった方をイメージしてつくりました。
つくり方は簡単。
海岸で貝殻や珊瑚の死骸を拾い、くっつけるだけ。
くっつけるのは、ロウでするといいみたいですが、私は手軽にボンドで。
なかなか可愛いでしょ?

宝貝は目や足などに使いやすいので、オススメです。

珊瑚の日に、プレゼントして久米島を離れたのでした。

今の季節、沖縄の海では、晴れた日には、クジラたちが喜んで泳いでるでしょう。
久米島〜那覇間のフェリーから10頭くらい見かけました。

珊瑚もクジラも生き生きしてる海がいいですね。

 

 

クイズ答え
第1問:③
第2問:⑤
第3問:35coffee
コーヒー豆の焙煎に風化サンゴを使用していたり、売上の3.5%をサンゴ再生活動プロジェクトの活動資金にしている素敵なお店です。→35coffee webページ

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